GWの合間を縫って8日間の学びを朝から晩まで肌と感覚に乗せて帰って来た。
藍染と言うと、色落ちするから何回かお洗濯してから色が落ち着く頃に
纏うといいとか言われたり聞いたり。
今回の学びでは、本来の藍染はそうではない事をしっかりと目撃して来た。
堅牢度の高い、灰汁だけで藍を建てていくその過程がなんとも生命の力を
感じた。
奥深い透明感ある青。
水や空気やお日様の力を借りて、浮かび上がる青。
幾度も重ねていく染めによって、藍が藍を呼ぶ瞬間が感動の時!
藍の恩恵は、沢山ある。
まだまだ始まりの手前。
これから、自身で良質のスクモと灰汁を使って藍建てに取り組もうと思う。
舞台上での役割も、「水」などの役割が多く、いつか自分で染めた藍で水を表現した
衣装で「そのもの」のメッセージをバトンできたらと思う。
今、置かれている環境や心のテンションなど、言葉で表現仕切れない「間」を
時空を飛び越えふたたび出会いたい。