はじめて取り組んだパンツ。
猿袴。
嵐の日にどこにでもでかける事が出来ず、膝あての刺し子を
夢中に施した。
完成した喜びと心と共に履いて出かけた先々でオーダーをいただく。
不思議な世界。
ある時は飛行機の隣に居合わせた方から。
ある時は、ふらり立ち寄ったレストランで。
ある時は、交差点で。
在る時は、、、、、、、。
と、私の許容を試されるかの様に。
まだまだ、スピードは追いつかず、お待たせしている。
嵐がなければ始まらなかったこの流れ。
旅先で見えだす世界を刺し子模様へ描く事を軸に、
布に通す始まりの針と糸には、纏う人の旅路に祝福がこれからも満ちる様
祈りを込めて。
gold8.on@gmail.com (お問い合わせ)
【食】
旬をいただく事を意識している。
幼少より、母のそばで台所にたってはつまみ喰い。
そして、お手伝いを誇らしげに。
近頃、蕎麦を育てて蕎麦を打つ事を楽しみを覚え始めている。
ありがたさもひとしおです。
食を通して、産まれる心や文化、気づきを味わって行きたい。
【住】
遊牧民の如く幼少より転々と。
仕事柄、年中お引越しの様な人生を辿って来ている。
家へのこだわりが、それほどなかった感覚が、近頃
そのものの存在からの繋がりを意識する様になっている。