はじめよう。美しいあの場所へ、迷子にならぬ様、ワタシへの道標となる様に。

瞳に映る生命の息吹、耳から観える生命の動き、感じる景色。繋がる精神の緒。

脈脈と繋がるこれまでこれからのど真ん中。感じるままに三輪福綴りに記して行こう。


2019年3月31日日曜日

野生の青空〜古事記の神々に捧ぐ〜


2019年3月24日
東京国立にある、宇フォーラム美術館にて、
空豆ダンスカンパニー主催の舞台「野生の青空」に上がらせていただいた。
昨年秋に、画家のマシマタケシさんより、出演依頼のメッセージをいただいた。
担う役?はアマノウズメとの事。昔、舞台デビューした時に、スタッフさんやお客さんに、アマノウズメを勧められ、当時よく分からず、後の14年後に引退作として舞台に上げた題材でもあった。
当時は、所謂、たくさんある古事記の中でどこか、ドラマティックに描写されていて、舞台としては、成り立ちやすく、またウズメ像がトランスして肌を露出すると言う部分を強調されていたり、今となっては、ほんとかな?なんて図太いわたしにもわたし自身が
驚いていたり。
そんな矢先、近頃、よく訪れていた奈良の天河神社さんにて、宮司さんが何かの折に
アマノウズメ像は、皆が思っているのとは違うんです、とポツリこぼされていて、
どこか腑に落ちたタイミングでの今回の依頼で良かった。
また、マシマタケシさんからも、アマノウズメについて
一言いただいていた感覚にも、共感出来たのも参加の決意が
出来たのかもしれない。

今回、はじめてご一緒する方が殆どで、またリハも普段からあまりしない私にとって、重ねて行くいろいろは、刺激的で、いろいろ入り口を試されるような感覚にも。
前日リハにも、まともに参加叶わないながら、全体をまとめていくリードが空豆さんだったり、メンバースタッフの人間力や積み重ねて来られた感覚力のおかげで、
本番に挑む事が無事叶った。
楽屋に聞こえてくる音。聞いていなかった分、想像なんかをはるかに
取り払い超えていく、あたたかでスペーシーな音。
もうそれだけで後先の運命は安泰だ。
重なって行く、音、立ち現れる声、蠢く息づかい、袖のあちらとこちらの
行き来は、あの世とこの世みたいに仕切られている。
本番、今回、舞台奥の壁に映像を通して、マシマタケシさんの絵、そして太陽系太さんの写真が重なったりしながら、背中越しに語りかけてくる。
全体を通して一度もまだ、観れていないけれど、あの聞こえてくる
感覚には絶大な信頼しか持てない。

何より、サポートくださった空豆さん、ジャスミンさん、スタッフの皆様、
お声かけてくださったマシマタケシさん、メンバーの皆様、ご来場くださったお客様、そして、みえない全てに心より感謝を込めて。

2019年3月8日金曜日

2019年の都内舞台が始まります

3月22日(金)19時〜
江戸川橋にある「ギャラリー絵空箱」にて
人形師の山本由也さんの様々な人形達との共演です。
音楽は、植物の発するリアルな周波数を音楽へ変換するバンブーを使って
ゆう琴発案者でもあるHIBIKI KANNA さんと共に舞台へ上がります。



3月24日(日)15時〜、19時〜 2回公演
国立市 宇フォーラム美術館にて
「野生の青空〜古事記の神々に捧ぐ〜」と言う舞台へ上がります。
絵、写真、映像、声、音楽、ダンス、舞、など様々な演者が繰り広げる
式典の様な舞台となりそうです。

両日、まるで違う世界観での舞台となりそうで、
その一点に向かって、日常のせわしなさから静寂へとメリハリ効かせてまいりたいと
思っています。

お見逃しなく


*詳細はスケジュールよりご確認いただけたらと思います。